起業家インタビュー英語とプログラミングのスキルで子どもの楽しい未来を創る

2018.07.18


起業HISTORY

【経営者のご紹介】
中国出身、来日歴16年、日本帰化。青山学院大学国際コミュニケーション専攻修士卒で自動車部品会社の海外事業企画職、人材大手企業の北京拠点責任者、教育大手の海外事業管理職を経て起業。北京大学特別講師も務める。
「世界中でプログラミングスキルを持った技術者が不足している」という現実を目の当たりにし、将来的にその必要性が確実視されているプログラミングのスキルと、プログラミングとも親和性の高い「英語」を身につける事で世界中の人々とコミニュケーションが取れるようになることは、子供たちの未来の可能性を広げると確信し起業。

起業のきっかけ

記者 岡山社長が起業されたきっかけは何でしょうか?

岡山社長 私自身、2人の子供がおりますが、ずっとフルタイムで働きながらハイキャリアを目指して頑張ってきました。AIやIOTの時代と盛んに言われている昨今、子供たちに自分の人生を心から楽しんでもらうためには 今何をするべきか、どのような力を身につける必要があるのか、ということを考えたことが起業のきっかけでした。

記者 お子さんへの教育方針の思いから、自ら作り上げていこうと思われたのですね。

岡山社長 色々と調査を行った結果、英語とプログラミングのスキルを身に着けることができれば、将来のキャリアの可能性が確実に広がるということが分かりました。
しかし、近隣の教育施設を全て見学/体験しましたが、満足できる理想の教育施設はありませんでした。そこで、「無いのであれば自分で作ればいい」と起業を決意したのです。

記者 AIやIoTは、今では展示会などいろんなところで、触れる機会はあると思うんですけど、起業される前のタイミングで、実際にはどういったものに触れてきましたか?

岡山社長 私の前職が人材会社だったこともあり、直接AIやIOTに触れる機会はありませんでした。しかし、お客様であるIT企業への人材紹介という点で、その重要性を認識する機会がありました。
お客様から英語に加えてITスキルを持つ方や、AI研究者を要望する声を多数いただきながら、その8割の人材を確保できなかったというとても苦しい経験があったのです。その時にこのようなスキルを持った人材を世の中に増やしていくことの重要性を認識したことを覚えています。

記者 今のAIの話も含めてですけど、現代の日本の子供達にプログラミングやAIを、というのは、まだまだちょっと早いのかな?と感じてしまうのですが、実際には、子供達がITに触れるのは、もう当たり前になってきているのですか?

岡山社長 そうですね。私の子供たちもそうですが、自分でIPADを使ってゲームをダウンロードしたり、お気に入りのYouTouberの動画を見たり、宿題で分からないところをGoogleで検索したりしています。実際に弊社に在籍している生徒さんたちにはエンジニアになるためのコーディング等はさせていなくて、スクラッチというビジュアル・プログラミングツールを使ってプログラミングの原理を学んでもらっています。
例えば、今FacebookやTwitterを動かしているPHPというプログラミング言語があるのですが、弊社ではPHPではなくスクラッチを使って配列や条件等の原理を学んでいただいています。原理を理解し、英語も分かるようになれば、自然とエンジニアへの興味も湧いてくると考えているためです。今の段階ではコーディングよりも楽しみながらプログラミングに触れるということをより重視しています。やはり楽しくないと長続きしませんよね。楽しさを感じながら論理的な思考能力や創造性を育んで行こうという考えで進めています。

記者 岡山社長ご自身は、以前は人材会社にいらっしゃいましたけど、WEBのご経験はあったのですか?

岡山社長 今までWEB関連の仕事に就いたことは一切ありません。実際この事業を立ち上げるために、起業前の3か月間をかけてフィリピンに留学して英語とエンジニアの両方を学んだのです。この留学で基礎的なWEB関連の知識やエンジニアの実際の仕事内容などを学ぶことが出来ました。

起業をするまでの準備期間

記者 実際に起業をしようと思ってから、起業しました、までの期間って、どれくらいありましたか?

岡山社長 3か月間だけです。仕事を辞めた直後から3か月間フィリピンにいたのですが、日本とフィリピンの間でやり取りをしながら会社を立ち上げました。やはり、思いついた時に即行動としないと、やがて行動できなくなるという恐れがあったからです。

記者 すごく期間が短いとは思うんですが、不安などはなかったんですか?

岡山社長 やはり「起業したい」という気持ちがとても強かったので、その頃不安は全く無かったですね。 
最近は立ち上げに必要なことが落ち着いてきたこともあり、ようやく不安を感じ始めた、というところです。
思った通りにいかないこともたくさんありますので、そこから様々な不安が出てきたという感じですね。

起業前後に苦労・失敗したこと

記者 起業準備中や起業されてから、それぞれにおいて何か苦労されたこととか、失敗したなと思われたことってありましたか?

岡山社長 一番苦労したのは外国人社員の採用でした。現時点では3名の外国人講師を確保できているのですが、そこに至るまでには約100名との面接を行っています。
ただ、その3名も時期は異なりますが、結果的に全員が退職するという大変な時期もありました。外国人社員に関しては、モチベーションの維持・向上といった面や管理面で想定外のことがたくさん起こりました。

記者 100名面接されたっていうことは、ニーズはすごくあったんですね?

岡山社長 そうですね。弊社はユニークな内装や企業理念を持っていますので、興味を持って下さる方は多かったです。ただ、面接を経てオファーを出したのに別の会社に就職されたり、実際働いてみて弊社に合わないということもありました。トレーニング期間中に勤務態度が悪かったり、子供との接し方に不安を感じるような方にはその期間内に辞めていただいています。

記者 選考基準って、例えば子どもと接するわけなので、子ども好きじゃないと駄目ですし、あとは、もちろん英語がネイティブだとか話せないといけないですし。あと、プログラミング歴みたいなところまで選考基準に?

岡山社長 プログラミングを担当している講師は日本人ですので、英語レッスンのみの担当になります。もちろん子供好きであることは大前提ですし、これまでに子供たちに対して英語のレッスンを行った経験が最低でも1年以上あることを採用条件の1つにしています。
やはりベンチャー企業ですと、外国人講師の育成までは中々手が回らないというのが実情ですので、どうしても経験者でなければこのポジションは務まらないと考えています。

記者 講師は面接をされて集められましたけど、生徒の募集の方法とかって、最初の頃はWEBで広げていったのですか?それとも周囲のご協力を得て集めていかれたのか。どういった形でされましたか?

岡山社長 様々なプロモーションのツールを考えていたのですが、最初の段階で最も有効だった手段はチラシでした。WEBも当初は弊社の新設サイトに力が無く、Googleにもあまり認識されていませんでした。タワーマンションにお住いのご家族が弊社のメインターゲットになるのですが、殆どのマンションが立ち入り禁止ですので本当に苦労しましたね。ですが、社員の皆さんが粘り強くマンションの管理人さん等にアプローチしてくれたお陰でいくつか配ることができ、それがお客様との最初の接点になりました。
その後は口コミですね。やはり弊社のような学習サービスはママ友の情報や同級生からの情報が一番有効でした。

記者 御社のWEBサイトは、ビジュアルも構成もきれいで、ピンポイントに訴求が抑えられてて、現在は、WEBプロモーションにも注力されていると思うのですが、現時点でも、先ほどのようなチラシやママ友口コミは、当初と変わらずにいろいろやってらっしゃるんですか?

岡山社長 そうですね。やはり宣伝というのは1つだけに頼ることは危険だと考えています。多様なツールを試すという姿勢が一番大事だと考えています。

お世話になった人など

記者 起業の準備期間中にお世話になった方はどなたになりますか?

岡山社長 まず1番お世話になったのは、創業ステーションのコンサルタントの方々です。全てのサービスが無料であるにも関わらず、親身になって私の起業を応援してくださいました。定期的に事業プランについても相談に乗っていただいた他、事業を回していく上でのベースになる管理面やマーケティングの知識に関する無料セミナーも定期的に開催していただきました。本当に感謝しております。

記者 その頃はもうフィリピンからは戻ってこられて、日本で創業ステーションに参加されたということですか?

岡山社長 そうです。日本に戻ってきた後ですね。

記者 創業ステーションは、ご自分で探されたんですか? それとも誰かから紹介されたとか。

岡山社長 江東区の創業融資の方が紹介してくださいました。江東区にも無料の起業相談所がありましたので、まずはそちらに通っていたんですね。そこでコンサルタントの方から起業する上で大変重要な助成金の活用について教えていただき、それがきっかけで創業ステーションを知るようになりました。

記者 準備中に、逆に周りから反対といいますか、例えばご家族やご友人から、本当に大丈夫なのかとか、そういった声はなかったですか?

岡山社長 私が強く決心していたからかもしれませんが、周りから反対するような意見は一切ありませんでした。家族も快く応援してくれています。当校(門前仲町校)を開講した際も、無料体験会のシミュレーションに友人たちが遠方であるにも関わらず自分のお子さんを連れて参加してくれました。ここで様々な意見を聞けたことが多くの改善に繋がったのですが、実際改善後には無料体験会からの申し込みへの流れがとてもスムーズになりました。

社長になって変わったこと

記者 岡山社長が実際起業されて社長になりました。なる前となった後で、自分自身や周りの人たちの対応が変わったなって感じたことはありましたか?

岡山社長 周りの方々からの接し方に大きな変化は無いのですが、私自身の変化で言いますと、起業前後でお金の使い方を工夫するようになりました。起業前は主人と共働きでしたので、そこまでお金の使い方を意識することは無かったのですが、やはり起業となると最初の投資額は相当大きなものになりますし、継続的にお金が必要となりますので、最近はすごく節約しながらやりくりしている感じですね。

記者 先行投資とかで、どうしてもそういう時期ってあるとは思うんですけど、最終的にお金が自由に使えるってなったときは何がしたいですか?

岡山社長 趣味が家族での旅行ですので、海外に家族で旅行に行きたいですね。子供たちも大きくなってきましたので、遊ぶことはもちろんですが、それに加えて旅行先の文化や考え方といったことを現地の方々との会話などを通じて学ぶような機会にできればより面白くなるかな、と考えています。

記者 今は日本に住んでいる子供の教育をされていますが、もし次にどこか違う国で横展開していきたいと思ったら、どこの国でやっていきたいですか。

岡山社長 私は中国の出身ですので、まずは中国への進出を考えています。母国の子供たちにも容易に英語とプログラミングが学べるような環境を整えたいですね。

記者 中国の教育って、多分日本より、進んでると思うんですよね。エリアによっては差はあるかもしれないんですけど。そういう意味でいうと、今、岡山社長がされていることは中国でも通用するんですか?

岡山社長 通用すると考えています。英語の教育に関しては中国でも様々な教育機関がありますが、プログラミングを子供向けに提供しているところはほぼ無い状態です。弊社は「英語とプログラミングの二刀流でグローバル人材を育成する」、というのが基本コンセプトですので、十分差別化は図れると考えています

思い出の一枚

記者 最後に、思い出の一枚をください。

岡山社長  FlyNexiaが会社設立した日(2017年8月18日)フィリピンエンジニア留学中に出会った英語講師とクラスメイトをFlyNexiaに直接スカウト。現在二人は、FlyNexiaのヘッドティーチャーとスクールマネージャーとして大活躍されている。会社設立した日には、誰も日本にいなかったのですが、メンバーの3人はセブの高級ホテルで盛大に祝いました。その日には、オフィスもバスもお客さんも講師も何もありませんでした。今日は60名の会員と5名の講師を囲むことができました。人生はヒトとの出会いで新しいページが開く。今日までさまざまと困難を一緒に乗り越えてくれてありがとう!FlyNexiaとともに強くなろう。そして人生の「今」を楽しもう!

記者 岡山社長、本日はありがとうございました。

基本情報
会社について
会社名
株式会社FlyNexia
住所
東京都江東区越中島1-2-13 TK門前仲町2F
事業内容
英語とプログラミングの同時学習支援サービス
企業理念
1度しかない人生を楽しむ ~Enjoy for Life~
 自分の人生を楽しむことが出来れば心には余裕が生まれ、他者にも社会へも広く関心を寄せることが可能になる。私たちFlyNexiaは、自分の人生をとことん楽しめる人を世界中に増やすことで社会に貢献していきます。
独自の強み
・ 想像し「創造」する力を養う英語とプログラミングの同時学習カリキュラム
・ 働くお母さんのことを徹底的に考えた充実のサポート体制(無料送迎バス、食事サービス、延長保育、週末シアター等)
・ 海外の街並みとホームステイを感じる学びの空間
WEBサイト
http://flynexia.com/
 

FlyNexiaパンフレット

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業界について
選んだ理由
AI時代を見据え、「親として今の子供達にできる事とは何か」を問い続けてきた結果、必然的に「教育」にたどり着いた。
今後の展望
既に構築されている学習カリキュラムやサービス内容をお客様目線で絶えず見直し、よりニーズに合った形へと進化させていく。現行体制の充実度合いを見定めた上で、当初より想定していた地域への新規出店準備に取り掛かる。
社長について
趣味・休日
温泉旅行、海外旅行
尊敬する人
ヒラリー・クリントン

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