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オフィスや店舗で活躍するビジネスフォンと家庭用電話機の違い

オフィス環境を整える中で、ビジネスフォンと家庭用電話機をどちらを導入するか検討される方は多くいらっしゃいます。

ビジネスフォンは、ビジネスの現場で使われることは名称から想像つくと思いますが、家庭用の電話機と何が違うのでしょうか。

ここでは、その違いについて解説していきます。

 

この記事はこんな方におすすめです

  • ビジネスフォンの導入を検討している方
  • 家庭用電話機からビジネスフォンに乗り換えを検討している方
  • ビジネスフォンと家庭用電話機の違いがわからない方

 

株式会社ビジョン
株式会社ビジョン

ビジョングループお客様サポートサイト編集部

グローバルWiFi事業、法人向け情報通信サービス事業、グランピング事業等の企業における 事業の推進や、法人・個人の課題解決に役立つサービスを提供している株式会社ビジョンが 運営する「ビジョングループお客様サポートサイト」の編集部です。

 

ビジネスフォンと家庭用電話機の大きな違い

ビジネスフォンと家庭用電話機の最大の差異は、収容できる電話回線の数と同時に受けられる発着信数です。

ビジネスフォンは、オフィスを使うことを想定しており、1つの代表番号に対して何件も同時に着信があり、さらに発信も発生することを前提に作られています。

 

家庭用電話機はどういう機能があるのか

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では、家庭用はどんな機能があるのでしょうか?

家庭用電話機とは、一般の家庭で使われる電話機のことです。

家庭用電話機は、非常にシンプルで、基本的には発着信機能と留守電などに使う音声データボックスだけです。

家庭用電話機は、電話機本体だけで電話線に繋ぐことで通話が可能となります。

電話線が1外線で使用するタイプの電話機で、つまり電話機が何台あっても外線が1回線しか対応していないため、電話またはFAXを1台使用していれば他の電話機からは発・着信ができません。

あくまで1台ごとの利用に限られます。

なお、家庭用電話機は一般に家電量販店などで販売されており、親機(留守番機能対応)1台、コードレス複数台の組み合わせが一般的です。

また、家庭用FAXにコードレスの子機が付属するタイプも同じです。

 

ビジネスフォンの特徴とその違いについて

OK_bp_230317_3これに対し、ビジネスフォンとは複数の外線と内線を共有して制御できる電話機のことを指します。

これら複数の外線および内線を制御する主装置と、複数の端末電話機(これをビジネスフォンと呼ぶこともありますが)から構成され、主装置の容量によっては数百台の端末電話機を制御できます。

つまり、ビジネスフォンというのは単体の端末電話機のみを指すのではなくて、こういった主装置と端末電話機との組み合わせによる電話システムのことを指しています。

 

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ちなみに主装置というのは、外線と内線および内線と内線の間をつなぐ小型の交換機のことを指します。

ビジネスフォンは通常、転送機能、カンファレンス機能、着信転送、電話帳、着信履歴などの高度で多くの機能を備えています。

大きなメリットとしては、少ない回線で多数の端末電話機を内線で共有でき、しかも外線と内線の交換・切り替えの役割や電話帳の番号やデータなどを記憶する機能も搭載しています。

この主装置内部にはCPUや電源のユニット、もちろん内線・外線のユニットなどが収容されています。

これは導入するオフィスが求める外線・内線数や求める機能によってユニットの種類や数が変わってきます。

設定するデータもオフィスが必要なデータを設定して、記憶させることができるのです。

また、ビジネスフォンは、高品質の音声通信を提供することを目的として設計されていますので、より堅牢で、防塵・防水性能が高く、騒音の多いオフィス環境でもうまく機能するになっています。

ただし、家庭用電話機と比較して、高機能になっているため、もちろん導入コストも家庭用電話と比較して高くなっています。

また、導入に関しては、専門の技術サポートが必要になります。

 

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