お役立ち情報「無理なく続けやすい」が重要。主婦・ママに合う起業の種類や長続きするコツ

2017.12.05


はじめに

ここ数年、「主婦起業」「ママ起業」というワードが話題となっています。日々の家事や子育てに追われながらも、「やりたいことを実現させたい」「もう一度働きたい」と願うママたちにとって、「起業」という選択肢は大きな魅力だといえます。とはいえ挫折してしまうことも少なくない中、うまく持続させる秘訣はどこにあるのでしょうか。

▼目次

「主婦起業」、「ママ起業」は働き方のトレンドのひとつ

結婚や出産を機に仕事を辞めた女性たちが、もう一度働きたいと思ったときに勤務体制や子どもの預け先、ブランク期間の有無など復職には数多くの壁が立ちはだかります。

そこで最近増えてきたのが自分で起業する、いわゆる「主婦起業」「ママ起業」と呼ばれるスタイルです。自分の得意分野を生かし、主に同じ主婦や子育て世代のママをターゲットに設定していることが特徴です。その中でもいくつかのパターンに分類することができます。

・本格起業

読んで字のごとく、本格的に起業をしているパターンです。どこかの会社に属して収入を得るのには限界がありますが、自らが事業主となりビジネスをうまく展開していけば、収入に上限はありません。ビジネスの拡大に応じて従業員を雇い、より効率的で顧客のニーズに適したビジネスモデルを構築している女性たちを指します。
協会を立ち上げて会員を募ったり、オリジナルのメソッドを開発したり、またテキスト作成や講座開催などを行っているケースが例として挙げられます。自分の門下生となる講師育成に力を入れている人も多いのが特徴です。

・ゆる起業

これはシニア層の起業にも用いられる言葉ですが、自分の好きなことを楽しみながら起業するパターンです。あくまでも、収入よりやりがいを重視しているため、決して無理なスケジュールは組まずにお小遣い稼ぎ程度の収入で十分だという考えに基づいています。
たとえば、趣味で作っているハンドメイド作品をネットショップで販売する、定期的にイベントに出店するなどもゆる起業のひとつです。まだ子どもが小さい場合は特に、本腰を入れてビジネスに取り組むのではなく、何か少しでも社会と接点を持ちたいと望み、思い立ったときや好きな時間を仕事に充てているケースが多く見られます。

・プチ起業

小さな事業を立ち上げるパターンです。「本格起業」まではいかずとも、「ゆる起業」よりも事業に力を入れています。多くの場合が自宅での起業からスタートし、インターネットをうまく活用して展開しているため、初期投資が抑えられて最小限のリスクで起業できます。また、「収入は旦那の扶養内の範囲で」と考えている人も多く、週に3日、1日3時間程度をビジネスに充て、残りの時間は家事や子育てを優先させているという人が多いのが特徴です。

主婦・ママが起業すると年間に得られる収入の目安

では、実際に主婦・ママ起業家といわれる人たちは、いったいどの程度の収入を得ているのでしょうか? いくつかの具体例を見てみます。(※ここでいう年収に、諸経費は含みません)

・本格起業の場合

ビジネスモデルをしっかりと構築しているため、収入もケタ違いのケースが多々あります。たとえばオリジナルのメソッドを教える講座を開催している場合、受講料が1万円、定員10名とすると、単純計算で1回あたりの講座で10万円の収入があります。これを週に2回開催すると、1ヶ月で80万円の収入です。回数を増やせばさらに収入は増えますし、メルマガ配信やSkypeなどの遠隔講座を加えていけば、その分収入も増加します。そのため1,000万円近い年収を得ているママ起業家も少なくありません。

・ゆる起業の場合

収入面よりもやりがいや楽しみを重視しているので、金額にはあまりこだわらない人が多い傾向があります。たとえばハンドメイドの作品をネットショップで販売している場合、1つ1,000円の商品が月に10個売れたら、月収1万円、年収12万円といった具合です。もちろん、実際のイベントなどに出店して多くの商品が売れれば、その分収入も増加します。講師としてレッスンを開催する場合であっても、自分の気が向いたときや時間に余裕があるときだけ不定期で参加者を募ってレッスンを行っているケースも多いです。

・プチ起業の場合

たとえば自宅やレンタルスタジオ、公民館などで手づくり系の講座を開催した場合、1回あたりの受講料2,000円、定員3名として、1日6,000円。これを週に5回開催していれば、月に12万円、年収144万円の計算になります。開催回数や定員によって収入は変わりますが、1日あたりの拘束時間は2~3時間程度と、家事や子育てに支障がない範囲で起業できることがママたちに受けている理由のひとつでしょう。扶養内で仕事をしたいと考える場合は、講座の回数を増減して収入を調整することも可能です。

どんな主婦・ママが起業に向いている?

本格起業は別として、ゆる起業やプチ起業であれば、誰でもすぐに始められそうに思えますが、実際にはどのような主婦・ママたちが起業に向いているといえるのでしょうか。

まずは、好きなことや長年続けている趣味、習い事などの得意分野がある人が挙げられます。人に教えられる技術があれば、オリジナルの制作物を販売したり、レッスンを開いたりもできます。たとえばネイルの技術があれば、自宅や出張ネイルサロンを起業することも可能です。

次に、インターネットをある程度使いこなせる人もママ起業に向いているといえます。ネットを活用したビジネス例は数多く、また低コスト・低リスクで始められるので、自信がないという人はあらかじめ基本的なWordやExcelの使い方、SNSの活用法などを学んでおくとよいでしょう。

また、フットワークが軽いということも起業をする上では重要となっています。アルバイトやパートなどの雇用という選択ではなく、自ら事業を始める決意をするということは、積極的にビジネスに取り組んでいかねばなりません。これは、ゆる起業の場合も同様です。顧客への営業活動も必要ですし、何か問い合わせがあった際はなるべくすみやかに返事をしないと信用問題にかかわってきます。

主婦起業・ママ起業を長続きさせるコツ

年々増加傾向にある主婦・ママ起業家ですが、すぐに挫折してしまう人も多いのが実情です。つまり、長く続けていくことが難しいという問題点があります。では、どのように取り組めば持続していけるのでしょう。

コツ1:家族や周りのサポートを最大限利用する

自分一人で家事や育児に加えて、起業したビジネスもこなしていくということには限界があり、円滑にビジネスを進めていくには周りのサポートが欠かせません。起業する際は、パートナーにしっかりと相談をして協力体制を整えておくと、無理なくビジネスを続けていくことができるでしょう。

コツ2:適度な休息をとる

主婦起業・ママ起業というと、好きなことを仕事にでき、また家事も育児もできて外に働きに出るよりも好条件だと思われがちです。しかし実はどれも手を抜きづらく、オーバーワークになってしまう危険性もあります。自分で事業を起こすということは、一人で業務に関するすべてを行わねばならず、当然その責任も大きくのしかかります。だからこそ、意識的にしっかりと休む時間を作ることが大切です。

コツ3:あくまでも「楽しみながら」を大切にする

いざ起業して自分のペースで事業を始めてみても、集客が思うようにできなかったり、想定外の出費ばかりが増えて利益が少なかったりと、問題に直面することは往々にしてあります。そんなときのために、「楽しみながら」できることを事業として選べるかどうかは重要なポイントです。自分が夢中になれることを選び、周囲のサポートを得ながら、無理なくじっくり続けていくことが、ママ起業として成功へつながるコツです。


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