お役立ち情報在宅で起業!子育て中や介護中、シニアなど様々なケースに合わせた自宅で仕事しやすい業種とは?

2017.12.26


はじめに

現在自宅で子育てや介護中といった人や定年後のシニア層など、様々な要因などから外に出て働くことが難しい人にとって、家にいながらビジネスをおこなうことができる在宅起業はまさにピッタリな働き方です。今回は、在宅起業に適しているビジネスにはどのような業種があるのか、メリット・デメリットも含めてみていきたいと思います。

▼目次

在宅起業とはどういうこと?


「在宅起業」とは、読んで字の如ごとく「在宅で起業するスタイル」のこと。つまり外の企業に働きに行くのではなく、自宅にいながら何かビジネスをおこなうことを指します。「在宅ワーク」とも呼ばれており、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
働きたいという気持ちはありつつも、子育てや介護などさまざまな理由で職に就くことが難しい人たちにとって、在宅起業という選択肢は大きな意味を持つでしょう。まずは、メリット・デメリットについてみていきます。

在宅で仕事をするメリット

・自分のペースで仕事ができる

在宅起業のもっとも大きなメリットは、「自分のペースで仕事ができる」という点です。業種にもよりますが基本的には、自宅にパソコンとインターネット環境さえ整っていれば、好きな時間を仕事にあてられることが多いです。
たとえば子育て中であれば、幼稚園や保育園の送り迎えや平日に開催されることも多い学校行事にも積極的に参加ができます。さらには家族や自分自身の急な体調不良にも柔軟に対応できます。何より家で子どもの帰宅を出迎えることは、外に働きに出ていてはなかなか難しいことも多いかと思います。家族との時間を確保しつつ、仕事にも取り組めるのは大きな魅力であるといえます。

・外で働くよりも時間に余裕ができる

通勤にかける時間が不要、など外に働きに出る場合と比較して時間を効率よく使うことができます。顧客対応する必要もなければ、どんな服装で過ごすかも自由です。たとえば、通勤時間に往復1時間必要な会社員と比べると、身支度の時間を含めて、単純計算で1日あたり1時間半程度が、在宅起業の場合は自由時間となります。

・起業に関するコストが抑えられる

企業に所属せず、個人事業主としてビジネスを始める場合、どうしても初期費用がかさむもの。代表的なものとして、事務所の家賃や光熱費などの固定費が挙げられます。その点、自宅が事務所となる在宅起業の場合であれば、家賃や光熱費が追加でかかることもなく、必要最低限の器具などももともと持っているのであれば、新たに揃える必要がありません。

また、申請をすれば家賃は業務をおこなうために必要な使用面積に応じて、電気代や通信費なども同様に必要な分は経費として計上できることもメリットといえるでしょう。

在宅で仕事をするデメリット

・オンとオフの切り替えが難しい

自分のペースに合わせて自由に仕事ができるということは、その反面オンとオフの切り替えが難しいともいえます。家にいるため子育てや介護と仕事が両立できる一方、周りの雑音が多くて仕事に集中できなかったり、どうしても仕事を中断せざるをえなかったりという状況に陥りがちです。

そして結果的に、夜中まで仕事をしなければ納期に間に合わないといったケースに至ることも珍しくなく、企業に属している場合と比較して、オーバーワークになる傾向が多く見られる点はデメリットといえます。

・すべての業務を一人で行う必要がある

どこかの企業や団体に属していれば、年末調整などにも対応してくれますし、保険も会社で一括して加入してくれますが、個人事業主として起業すると、すべての業務や手続きを自分一人で行わなくてはいけません。

受注した業務の請求書発行はもちろん、年に一度の確定申告は必須ですし、都度帳簿をつける必要も出てきます。また、収入額によっては国民健康保険や国民年金の保険料を支払う義務もあります。つまり、取り組んでいるビジネスに関する知識だけではなく、税や保険などに関する広い知識が必要となります。それだけ時間と手間がかかることだということを覚えておく必要があるでしょう。

・外出する機会が少なくなる

必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではありませんが、在宅で仕事をしていると外出する機会が少なくなり、その分新しい情報を得にくくなったり、新しい人との出会いがスクなくなったりするというデメリットがあります。

また、共に働く人がいないため、孤独に耐えられないというケースも中にはあるそようでです。人間関係の煩わしさがない点はメリットとして捉えることもできなくはありませんが、いずれにせよ外部との接触が減ることはデメリットであることに間違いないでしょう。

在宅で取り組める仕事6つ

1.ライター

インターネットを使って自宅で仕事ができる在宅ワークの代表的なものとして、「ライター」が挙げられます。複数の企業や団体と案件ごとに契約を結び、ネット上の記事やブログ、メールマガジンの文章などをライティングするのが主な仕事内容です。
最近は、クラウドソーシングのサービスサイトが数多くあるため、企業や自治体が募集しているライティング案件の中から、自分の得意分野のものを以前より見つけやすくなりました。

案件によって求められる記事内容や読者層はそれぞれ異なるため、子育て経験がある人であれば子育て記事が書きやすいかもしれませんし、退職後のシニア層に向けての記事であれば、同じ年齢層のシニアの方がより読者に近い記事が書きやすいでしょう。パソコンが1台あれば、時間や場所を問わずライティングをすることができます。

2.テープ起こし

「テープ起こし」とは、インタビューや議事録などの音声を聞きながら、文字に起こしていく仕事です。以前はカセットテープに録音したものを文字に起こしたので「テープ起こし」と呼ばれるようになりましたが、現在はICレコーダーなどに録音したデータをパソコンで再生し、ワードなどで文章として書き起こしていきます。
ここ数年Googleなどの音声入力がめざましい進化を遂げており、以前よりも文字起こしがしやすくはなった傾向はありますが、元の音質が悪かったり複数の声が混ざったりしていると、テープ起こしの難易度は上がります。正確に言葉を聞き取る力、そしてある程度のタイピング技術が必要ですが、好きな時間に音声を聞きながら文字入力をしていくことができるで、時間の調整がしやすい仕事といえます。

3.電話カウンセリング

「電話カウンセリング」は、電話やSkypeなどを利用して、顧客の悩みや愚痴を聞くことが主な仕事内容です。抱えている不満や不安、悩み、とにかく誰かと話したいという顧客のニーズに合わせて、親身になって話を聞きます。
誰でも簡単になれるわけではなく、事前にカウンセリングとしての知識や資格を取ることが必須条件になりますが、聞き上手になることはコミュニケーション力の向上にもつながるため、実生活でも活かせる仕事内容といえるでしょう。

4.ネットショップ経営

無料でネットショップを立ち上げられるサイトが多く存在するため、それらのサイトを使った「ネットショップ運営」も在宅起業に適したビジネスです。
たとえば、ハンドメイドやDIYが得意な人であれば、自分が作った作品をネット上で販売することができます。実店舗を持たないため、在庫管理などの余分なコストも抑えられ、受注してから製作に取り掛かれば、材料費を抑えることもできます。

もちろん、別の業者から仕入れたものをネットショップ上で販売することも可能です。入金方法や決済、配送に関する一連のシステムを整えれば、空いた時間を利用して自宅でできるビジネスのひとつです。

5.講師

最近は、Skypeなどのオンラインツールを活用し、講師業務を行っている人が増えてきています。日本全国はもちろん、ひいては世界各国の人が生徒になりうるため、実際に対面で教室運営をおこなうより広範囲での生徒獲得が期待できます。生徒側としても、教室まで通う時間や費用も必要ないなどメリットが多いのが特徴です。
たとえば、早朝や深夜などでもオンライン上でレッスンがおこなえるため、自分のライフスタイルに合わせて時間割を組むことができます。Webカメラを使えばお互いの状況も確認できます。教える内容としては英語などの語学系のほか、ビジネスに関する知識やさまざまなスキルなどが想定されます。

6.自宅・出張サロン

これまで紹介してきた仕事とは少し内容が異なりますが、リフレクソロジーやネイルなどの専門資格を有している人であれば、自宅でサロンを開設するのも在宅起業例のひとつです。相手の自宅や施設などに出向く出張サロンもあわせておこなえるため、働き方の柔軟性が高い点が魅力といえるでしょう。

顧客獲得のためには、口コミなどももちろん大切ですが、やはりインターネットを活用してホームページやブログを開設したり、必要であればエリア情報誌などに出稿したりするのも一つの手段です。店舗を借りたり新しく開設したりせずに、自分が持っているスキルを活かして接客業がしたい場合、自宅・出張でのサロン運営を視野に入れてみましょう。

在宅起業に必要な道具や設備


自宅で仕事をおこなっていくうえで、パソコンと快適なインターネット環境は必要不可欠です。大きく挙げるとこの2つで起業ができますが、実際には細かな道具や設備も必要となってきます。
たとえば、業種によっては重要な書類を扱ったり、解禁前の情報を元に原稿を作成したりする場合もありますので、パソコンのウイルス対策や書類の保管方法は万全にしておくことが重要です。そのほか、仕事専用の銀行口座やクレジットカードがあると、確定申告の際に便利です。
加えて、自分の仕事を公開することで新しい仕事の獲得につながる可能性もあるため、個人ブログやホームページ、SNSのアカウントなども開設するといいでしょう。

自分が撮った写真を業務に使用する機会が多い場合、デジカメも用意しておくと仕事がスムーズに進みます。業種に応じて、随時必要な道具や設備を揃えていきましょう。

在宅起業するなら「信用力」が必要


在宅起業をするうえでもっとも大切なことは、「信用力」です。どこかの企業に属している場合と大きく違うことは、「会社の肩書が使えない」ということ。特に、インターネットを通じて仕事を進めていくうえで、互いの顔が見えない分、会社の肩書きも使えないとなると、仕事に対する姿勢や積み重ねてきた成果で信頼してもらうしかありません。

また、自分の実力次第で次の仕事につながっていくため、締め切りの厳守や問い合わせへの回答など、少しでもルーズな対応をしてしまうと、たちまち相手からの信頼度は落ちてしまいます。自分のライフスタイルに合わせて仕事ができるのはメリットですが、スケジュール管理や顧客対応は万全にし、スムーズなビジネス運営と信頼構築を常に心がけることを忘れないようにしましょう。


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