
コピー機・複合機といえば、プリントアウト、コピー、FAX、スキャン機能が一般的。
機能はそれで充分、という方も多いと思いますが、それだけではもったいない!コピー機・複合機にはあなたの仕事をラクにする+αの機能があるのです。あると便利な機能を、業種別でまとめました!


手差しトレイ
用紙カセットではなく、本体側面から給紙して定形外用紙の印刷をする機能。
はがきや厚紙など特殊用紙の印刷時に使うもの。普段あまり使わない用紙サイズを1枚印刷する際にも便利。使用頻度は高くないが、ないと不便な機能の1つです。
インナートレイ
排紙口にトレイを設置することで用途ごとに排紙仕分けできる機能。
他の印刷物との混同を避けることができるため、特にFAXやプリントアウトの多い業種で活用されています。
シフトソーター
複数部数を印刷する際にずらして排紙することで自動仕分けする機能。
チラシやプレゼン資料、会報など部数の多い資料を印刷する時に使われます。ホチキス留めと組み合わせることで活用範囲が広がります。
20枚の資料を30部印刷する場合、ソート機能を使うと1部ずつ印刷してくれるだけですが、シフトソーターがあればさらにその1部をずらして排紙してくれるので、その紙束毎にホチキス留めすればあっという間に資料ができます。
あと30分で打合せに出ないといけない!という急ぎのときにも助かる機能です。
FAX転送
受信したFAXを紙で出⼒せずにPCに転送する機能。
外出先で⾃分のスマホからFAXが確認できたり、無駄なFAX(広告FAX)の出⼒を抑えることができます。

モバイルプリント
スマホやタブレットからダイレクト印刷ができる機能。
無線WiFi環境下であればスマホやタブレット内のデータの印刷、スキャンが行えます。
スマホやタブレットで撮影した写真をそのまま印刷することができます。
建設現場の進捗状況や火急の問題点など写真でないと伝えづらいものも、撮影した先から社内で印刷できます。
自分のスマホで撮影したものをメールに添付して誰かに受け取ってもらってから社内で印刷、という手間を省くことができます。
FAX増設キット
通常1回線のみの受信を2回線まで増やすことができます。
紙でのやりとりが多くFAXを多回線使っている業種におすすめです。複数台のコピー機を設置せず、1台で済むのがメリットです。

ファイル形式変換
スキャンしたデータをExcel、Word、Powerpointなど他のファイル形式に変換できる機能。
今まで紙で保存していた資料を電子化することで加工して再利用できます。
「紙文書の表が間違っている…!」
元のファイルがないと一から作り直さないといけませんが、ファイル系形式変換機能があればエクセルに変換できるから、必要箇所だけ修正できます!
OCR処理
スキャンしたPDFデータにテキスト情報を持たせることにより、⽂書内検索ができる機能。
紙⽂書の電⼦保存、ペーパーレス化が実現します。さらに検索速度が圧倒的に上がります。

ICカード認証
ICカード連携によりセキュア印刷、機能制限、利⽤枚数の管理が⾏える機能。
利⽤者を制限、特定することで情報管理やコスト管理を同時に⾏えます。
ICカード認証機能をもったコピー機は、ICカードをかざしてログインして初めて印刷が開始されます。
⼈事情報や個⼈情報を印刷したい時、第三者の⽬に触れさせずに確実に⾃分の⼿で印刷物を回収することができます。
フィニッシャー (ステイプラー機能)
複数枚の印刷物を⾃動でホチキス⽌めする機能。
ホチキス⽌めを⾃動でしてくれるので、時間効率の削減に直結します。メーカーによっては針なしでできる機能もあり、針の費⽤がかからないものもあります。

ICカード認証
シェアオフィス等で利用者に貸し出しする場合、コストの管理が楽になります。
大手企業は印刷枚数が多いため、無駄なプリントアウトの抑止を目的に枚数管理をすることが多いです。
コインベンダー
課⾦により出⼒ができる機能。コンビニエンスストアで使われているタイプです。シェア(レンタル)オフィスなど、利⽤者が都度課⾦することで出⼒できるようにするための機能です。